『リケジョ会社員の日常』

大学院卒業後、入社4年目。自分のきもちをうまく伝えられない私が、上司に認めてもらえるまで書き続ける成長monitoring Blog

読書感想文【悩まない脳の作り方:著 加藤俊徳】

今日は、

『悩まない脳の作り方』 著 加藤俊徳

を読んでの感想を書きます。

 

悩まない脳の作り方

悩まない脳の作り方

  • 作者:加藤 俊徳
  • 発売日: 2017/07/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

この方、なんと発達脳科学MRI脳画像診断の専門家で

今までに1万人以上の脳画像解析を行なってきた医学博士。

 

そんな脳のスペシャリストが悩まない脳の作り方を

教えてくれるというのだから、興味津々。

 

この本では、基本的な脳の構造や、

脳番地という各機能ごとに分けられた場所に

番号付けするという考え方をベースに

自分の脳のどの番地が弱く、どのように強化していくべきか

ということを体系的に示してくれています。

 

ー8つの脳番地ー

1. 思考系脳番地

2. 運動系脳番地

3. 伝達系脳番地

4. 理解系脳番地

5. 記憶系脳番地

6. 視覚系脳番地

7. 聴覚系脳番地

8. 感情系脳番地

 

今日はこの中で特に印象的だった学びを3つ紹介します。

 

①悩みは『こころ』ではなく『脳』で生まれる

私は、あれやこれやと考えすぎて、

他の人にはなんでそこまで心配するの??と

思われるような未来のことを一人で悩んでしまいます。

 

 

また最近よくあるのが、

自分の気持ちがよくわからなくなる現象。

どうしたい?って聞かれても、

どうしたらいいか分からない。

自分でもなぜかよくわからないのです。

それは仕事もプライベートもですが。。

 

このような悩みと呼ばれるものは、

実は、脳番地の成長の偏りが原因だったのです。

 

私の場合だと、

先のことを必要以上に考え不安がったり、

他人のことばかり気にして自分の主張が

できなくなったりしたのは、

右脳の感情系が発達しているのに対して、

左脳の感情系が未発達で、その差によって

上記のような現象が起こっているということです。

 

右脳の感情系は、非言語、

左脳の感情系は、言語

から認識されるそうですが、

育ってきた環境によって発達のしやすさは

異なるようです。

 

私は末っ子でよく兄弟や両親、周りの方からも

可愛がって育ててもらった方で、

また家族もどちらかと言えば芸術一家で

音楽や絵など非言語のものに幼い頃から触れ合うことが

多かったのも右脳の発達に影響しているかと思います。

 

また3年前に父を亡くしたこともあり、

特にそこから私の脳は、深い悲しみにより

かなり右脳の感情系が影響を受けていると思います。

 

以前は自分の意思のままに進路も自分で常に

決めて悩むことなく進んできましたが、

このあたりから、私の性格が変わり、何も決められなくなったように思います。

 

もともと優柔不断な方でしたが、顕著になりました。

 

それが仕事でもプライベートでも、

生活に悪影響を及ぼし始め、悩み始めるようになりました。

 

仕事では自分で決められない、人の顔を伺ってしまい

自分の意見がなくなってしまった。

プライベートでは、大好きだったはずの彼氏と

いざ結婚の話になると、自分の気持ちがなぜか分からなくなり

長く付き合った結果、別れることになってしまった。

それでよかったのかと、今でも悩み続けています。

 

でもこういった曖昧な気持ちの原因は、

私の左脳がそれに追いつくほど、成長しきれてないからだとわかり

少しスッキリしました。

 

つまり、左脳の感情系を鍛えてあげれば、

前以上の自分に成長できるということ!!!

また悩んでいると言うことは、脳が成長したがっているという証であること!

よく育っている右脳の感情系は宝物であること!

 

これに気付けたのは大きかったですし、

原因が分かればあとは、改善行動に移すのみです!

また考え込みすぎず、運動系で他のことに意識をスイッチさせることにします。

 

②時間感覚がないのは記憶系脳番地が弱い

仕事が思うようにはかどらないのは、

自分の能力と受けた仕事を決められた時間内で配分することが

できず、ためこんでしまうから。

そのためには、まず自己認識を高めた方がいいそうです。

 

時間を区切らずにやると、

頭だけが空回りし、行動を伴わないことが増え無駄ができます。

 

著者おすすめの1分、目を瞑って片足立ちを早速実践したいと思います。

 

③脳は何歳までも成長し続ける

95歳の方でもしっかり使われている方は

脳が成長し続けていたそうです。

 

探究心大勢に沢山の人と出会い、ものと触れ合い

色んな脳番地をマンネリ化せず満遍なく

刺激してあげることが、いくつになっても若くいられる秘訣なのでしょうね。

 

脳以外の肺や腎臓などの臓器は、ある一定の年齢を迎えると

機能が低下し始めるそうですが、唯一、脳だけは、

年齢に関係なく成長し続けることがわかっているそうです。

こんな若いのに記憶が衰えているなんて、、、

甚だ恥ずかしい限りですが、

これから脳強化月間として今まで苦手だった料理なども

始めてみようかなと思いました。

 

常に新しい刺激を脳に送り続けたいと思います。

 

ちなみに酸素の25%は脳が使っているそうなので、

しっかり運動もしてたくさん呼吸をして

脳に刺激を届けていきましょう。

 

本当な脳内物質についてなどもう少し

化学的な話が聞きたかったようにも思いますが、

とっかかりには読みやすい本かと思います。

 

ではでは、また!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書感想文【インプット大全:著 樺沢紫苑】

 

今日は、弱い自分を変えていくための第一歩として

読んだ本の感想について綴っていきます。

 

著書【インプット大全】

著者 樺沢紫苑 精神科医、作家

 

学び効率が最大化するインプット大全

学び効率が最大化するインプット大全

 

 

この本を読もうと思った理由は、

心理学や脳科学について知見のある方の著なので

効果に信頼がおけることと、

自分も納得して取り組めると思ったからです。

 

この本では、

玉石混合の情報が飛び交う現代で

いかに効率よく自分にとって必要な情報を

ふるいにかけ収集し、

その中からさらに取捨選択し、

自分の知識、知恵として昇華していくか、

という今まさに必要とされる力を

身につけるための80個のノウハウが記されています。

 

しかも、それがまさに今すぐに始められることばかり。

 

言われたことをやる力ではなく、

創造性が求められる令和の時代で、

自分なりの答えをアウトプットするためには、

まずはこの本で創造性の源、「インプット」

の効果的な方法を学んでみてはいかかでしょうか?

 

 

今日は特にこの本で学んだことを

3つ取り上げて紹介します。

 

3つにしたのは、何やら人間は、

一度に3つのことしか記憶できず、

一度に沢山記憶しようと思っても

脳がパンクしゼロになってしまうそう。

 

これって私も実感値として感じている部分で、

よく私の上司は、バーーーっと一気に沢山のことを

話してくれ、私も初めのうちは全部聞かなきゃっと

思い、必死にメモしてましたが、頭の中はすっからかん。

 

そうなんです、脳が完全にパンクしてるんです。

なので、誰かに何かを伝えたり、

教えたりさる際は、3つまでと心にとめておきましょう。

 

反対に、伝えたいことを初めに3つ明示してくれる

社内資料はとってもわかりやすくすーっと話が入ってきます。

 

あとこれって気になった商品を買うときにも同じようなことがあって

たくさん効能が書かれていても全然覚えられないけど、

3つくらいなら何とか思い出せる限界。

 

というわけ、前段が長くなりましたが

3つを忘れないうちに書いていきます!

 

必要な時に必要な情報を取り出せる

そんなスマートな記憶をしていくために、

 

Ameyukiが特に学んだこと

1. アウトプット前提のインプットであること

2. 脳内図書館をマンダラを活用し作る

3. 週2回のデュアルタスク・トレーニングを

 

1. アウトプット前提のインプットであること

インプットには必ず目的を持たないと

その情報は、長期記憶に残りません!

いつか役立つだろう、の

流し見、流し聞、流し読は、一生役に立たない。

 

これ、私がよくやっちゃうやつです。

 

実際、何も残らないんですよね。

興味本位で主旨と異なるところまで探して

時間を浪費してしまうこと、よくあります。

それが悪いことではないのですが、

例えば、そこで学んだことがあるのであれば

それをアウトプットすることが大事だそうです。

 

記憶は、2週間に3回のアウトプットによって

定着しやすくなるそうです。

なぜかというと、脳が重要だ!!っと認識するそう。

また、誰かに伝えると思うと、

その分適度な緊張もあり、

ノルアドレナリンが脳内に分泌され、

記憶に残りやすくなるそうです。

 

「適度な緊張が学習効果を最大化する」

ヤーキーズ・ドットソンの法則

 

だから自分が覚えたいことは、

積極的に誰かに教えること、

書くこと、それが記憶定着への近道ということです。

 

記憶の黄金比は、

インプット:アウトプット=7:3

 

2. 脳内図書館をマンダラを活用して作る

大谷翔平選手が活用していたことで有名なマンダラ。

それが、自分にとって必要な情報と

そうでない情報を精査するセンサーとなりつつ、

しかも記憶したものを必要な時に取り出せる

まるで図書館のような働きをしてくれる、

ということで早速、このマンダラをやってみたいと思いました。

 

樺沢さんは大の読書家ということですが、

よく講演で、質問されてもそれをすぐに回答するものだから

どうやったらそんな早く沢山の記憶の中から情報を取り出して話せるのか?

と質問があるそうです。

 

それは、脳内に図書館があるからだそうです。

私もまだ、自分が実践していないのでわかりませんが

ぜひこのマンダラをこのお休みにでも書いて

効果を検証してみたいと思います。

 

3.週2回のデュアルタスク・トレーニングを

よくマルチタスクという言葉を耳にしますが、

実は、脳は、2つのことを同時には処理できないそうです。

同時にしているように見えて

それらの処理を交互に脳が行っているだけだそうです。

なので、負荷も大きいのです。

 

ただし、運動しながら、だけは別!

一昔前は治らない病気といわれていた

認知症の物忘れも、このヂュアルタスク・トレーニングで

改善することがわかってきたそうです。

 

そのデュアルタスクトレーニングとは、

運動+脳トレ!!

 

脳トレもしりとりや引き算等といった簡単なもの。

運動は、脳を活性化させる有酸素運動

週2h以上、1回45ー60分がベスト。

 

早速、私も今日は走ってきました!!

 

まずはこの3つを1週間続けて定着させ、

少しずつ記憶力を改善していきたいと思います!

 

 

ではでは、おやすみなさい。

 

 

 

 

こころの棚卸し

はじめまして。Ametoyukiです。

 
このブログは、
自分の考えや気持ちを表現することが苦手な私が、
 
Outputを意識しながら生活することで
 
InputとOutput、両方の質を向上させることを目的として開きました。
 
自分が生活する中で、どきどき、わくわくしたこと
学んだことなどを文字に書き起こすことによって、
より深く理解し、記憶に定着させたいと思っています。
 
そのため公開にしてはいますが、
あくまで自分用です。
非公開にするか悩みましたが
理系の社会人ってどんな生活なんだろう?と思っている学生さんや
同じように仕事に悩んでる若手社会人の方にとって、
何かの足しになればと思い公開を選びました。
 
私の成長とともに(成長すると信じて)
自分もできるかも、って少しでも
思ってもらえたらハッピーです。
(ちなみにこんな文章書くのに5時間もかかっているくらい苦手です。(笑))
 
 
ではでは、こころの棚卸しがてら
簡単な自己紹介です。
 
大学卒業後、大学院に進学し
第一志望の一部上場企業に入社。
平日は会社と家の往復で1日終了。
 
休日は、北欧インテリア雑貨を見たり
ネットショッピングで洋服を買うのが楽しみ。
おいしいものに目がないので、
学生時代には行けなかったお寿司屋さんや
すき焼き屋さんに行けるのが、
社会人になった喜び。
 
同期も仲が良く、
比較的かなり恵まれた環境かと。
 
一方で、
知らず知らずのうちに
心にそっと蓋をしていたのは事実。
 
会社では相手や自分の立場を考えると、
利害が発生するため
学生時代のように伸び伸びと思考し
発言することができなくなった。
ルーティンワークではないため、
case-by-caseで上司の打ち手も変わり
前習ったこともなかなか通用しない。
 
正解がない、
見方によって最善策も変わる、
ああ言えばこう言われる、
そんな中で上司が求める答えに辿り着けず
やんわり否定され続けると、、
 
そうすると日常生活でも自分の気持ちを
素直に伝える場面さえも減り、
心に蓋をしOutputすることを
知らず知らずのうちに避けるようになった。
自分が傷つかないように
傷つかないようにと縮こまっていた。
 
そうすると、
主体性がなくなり、
すぐ忘れるようになり、
頭が考えられなくなり、
物事が組み立てられなくなり、
自分が何がしたいのかさえ分からなくなり
辞めたいと思うようになった。
 
「あなたはどうしたいの?どっちにしたいの?」って
言われても、正直どっちでもいいよって思っちゃう。
今までの人生、自分の思うようにやりたいように
やってきたし、そのための努力もしてきたけど、
社会人になって初めて、何をしたら良いか分からなくなっちゃったのです。
 
同期は、結婚しても出張も行ってバリバリ働きたい!
子供は旦那に任せて、私は出張行きたい!なんて言って
意識高くて、こんなうじうじしたネガティブな話はできっこない。
 
占い師にはあなたはコンフォートゾーンにいて
ストレスがないから、そんな悩みを持つ。
毎日必死だったらそんな何がしたいかなんて
言ってる暇もない。やる気を出させるしかないと言われた。
 
客観的には順風満帆に見えるかもしれないけど
生ぬるく生きている人は、そういう人なりに悩みがある。
やる気を出すしかないと言われても湧いてこない。
沸かせろと言われてもどうやったらいいのか分からない。
 
今の仕事があっていないのか、
計算もできなくなってきたし、
すぐ忘れるようになって
私は何かの病気なんじゃないかな?って、。
精神科に電話してみたけど1ヶ月待ち。
 
 
残りの人生考えると、もっと自分の強みや
自分の好きなことに時間を割くべきなのかな?と。
 
でも、もし辞めてしまったら両親が命削って
一生懸命働いて出してくれた学費もパーになると思うと、そうはいかない。
「時は金なり」というけれども、
私は「金は時なり」とも取れると思う。
親が出してくれたお金は、
その親の時間、命そのものだと。
 
上司は、私がこの仕事に向いている と
言ってくれるけど、私はそうは思えていない。
けど、少なからずこの業界で長い人が
そう言ってくれるなら、もう少し続けてみるか。
 
精神科の予約はキャンセルした。
 
やっぱりもう少し自分と戦おうと思う。
(またすぐ辞めたいと言うかもしれないけど(笑))
 
そういうわけで、
最近は計算もろくにできなくなったけど、一応理系なわけで
ちゃんと科学に基づいた内容で打開策を見つけていこうと思う。
 
 
そこで1st STEPとして、
『どんな状態なら楽しく仕事ができてるのか?』
というあるべき姿に対して、今とのGAPを演繹的に考えることにした。
 
私にとって楽しく仕事ができてる状態とは?
・自分の考えが反映されたものでお客様が喜んでくれること
・人のしがらみの中で、解決ではなくうまく落とし所を見つけられるようになること
 =なるべく関係者が納得して仕事に取り組めていること
・自分がその場をコントロールできる感覚があること
 
現状
・自分はこれがいい!と思っても押しきれない、自信がない
・そもそも周りの人の意見の前に、自分の意見がまとまっていない
・上司に言われたことを言い返せない。上司のリズム。
 言われたことに対しそれでもこうだ!と論理的根拠を提示できない
 
→このGAPを埋めるためには、
 上司並みの知識を持ちつつ、頭の中が整理されていて、
 論理的根拠を素早く提示できるようになること
 
→そのために
 目的に応じた情報を効率的に収集し、
 必要なときに取り出せるよう記憶し、
 周りを納得させられる論理的思考と伝達力が必要。
 
つまり、InputとOutputする力の強化が私の課題だと思いました。
 
 
課題がわかれば、それを解決する手段を見つけるまで。
早速本屋に行き、よさげな本を見つけてきました。
 
次回は、その本について学びをまとめたいと思います。
 
 
こんな感じですぐ逃げたくなる自分の弱さと向き合いながら
仕事でも一人前と上司に認められるようになるまでの成長storyを
日々更新していきますね。